想像以上に長くなった、
前回の「自己啓発を実行しない理由」。
そこで見えてきたもの。
いつものごとく長くなるのでぶっちゃけるが、
私は肯定がほしいのではないか?と思ったのだ。
そ子に至るまでの検証をやってみる。
思ったことを、ありのままに話す。
私が自己啓発に求めているもの
自己啓発を始めたのは、
こんな自分が嫌だから。
このままだと、将来お先真っ暗だから。
そして、
同じような状況の人でも変わった人を見て、
可能性を感じたから始めた自己啓発。
なので、
自己啓発をして自分を変えることが目的。
……だと思うんですよね。
だけど、なぜか変わらない。
なぜ変わらない?
違いますよね?わかっていますよね?
本当は変わりたいとみじんも思っていない。
変わりたくないが問題?
いや、みじんも変わりたくないといったら嘘になる。
このままだとヤバイと思うのは本当。
だから「なんとかせねば!」という気持ちだけはある。
そう、気持ちだけはあるのだ。
コレがいわゆる、口だけの人ってやつじゃないか?
と自分を責めても、何も生まれない。
ここで注目するのは、
変わりたくないという部分である。
このままじゃダメだとわかっているのに、
変わりたくないと思っている。なぜか?
- 変わるためには行動が必要=めんどくさい
- 変わるためには行動が必要=リスクが怖い
うん、変わるためには、
今までとは違う行動・思考をする必要がある。
いつもと同じ行動で変わるはずがない。
しかし正直、辛い。
そもそも人間は、変化を恐れる生き物。
その本質をぶっ壊しながら突き進むのは、かなりの労力である。
だから、
「小さなことをチャレンジしていくという」
(小さな変化だと、変化を拒絶する脳を騙しやすいらしい)
解消法があるのだが…正直、難しい。
だってそもそも、
挑戦するという言葉を聞くだけ、嫌悪感が走るのだから。
挑戦=超絶めんどくさい&リスクを受ける
という未来を一瞬でイメージする。
イメージが苦手なのに、こんなイメージは朝飯前である。
めんどくさいはまだ良いとして、
問題はリスクである。
私はとにかく、
「傷つきたくない!傷つくぐらいなら何もしない!」
と思い、逃げてしまう。ってか今までの人生がコレ。
そう、挑戦というキーワードは、
ダメ人生を思い出してしまう引き金にもなっている。
ダメな自分を認めたくない、見たくないのだ。
そして挑戦したとしても、すぐに諦める。
1回でも躓こうものなら、
「ああ、やっぱり私はダメだ、屑だ、人生逆転なんて不可能だ…」
と、ネガティブのドツボにはまってしまう。
今まで散々、自己啓発系で、
「失敗した回数が多いほど成功する」
と聞いてきた。
しかし私は、失敗を何度も受け止められる器がなかった。
1度でも失敗しようものなら、全力で自分を責めるからだ。
「失敗=人生の汚点」がどうしても抜けない。
ごっちゃごっちゃ考えて、結局諦める。
諦める理由を考えるのは、天才的にうまい。
ってか、今書いていてイライラするほどだ。
そう、このイライラも問題である。
失敗する→凹む→全力で批判&説教が始まる
おそらく、これにパワーを奪われている。
成功者は失敗のあとに、改善点を考えるという。
しかし私は、全力で自分を責める方に意識を向ける。
習慣(クセ)になっているというのもあるし、
ダメな自分を責めることで優越感に浸っている自分がいる。
変な話、自分で自分を見下している。
もう意味がわからん。
だめだ、ちょっとエネルギー使いすぎた。
ここはちょっと保留にしよう。
それに、どんどん脱線している。
また時間を開けて、見てみようと思う。
とにかく、
変わりたくない何か大きな理由がある
ということである。
読んでいると腹が立ってくる自己啓発
実は、最初は楽しかったというものが結構多い。
情報商材は、超長文なのに読んでしまう。
「コレで人生が変わるんだ!」という期待と、
「そう!そうなんだ!」と上手に悩みを共感させる文面。
そうなのだ。
見事なコピーライティングにのめり込んでいる。
自己啓発の本のタイトルは、
ものすごくシンプルで、ものすごく惹かれる。
ネットショッピングでもそうだ。
「こんなことでお困りではないですか?」
「そんなお悩みをコレでぱぱっと解決!」
「限定●名様!」「限定30分特別価格!」
といった、上手な流れ。
最初に、悩みをちらつかせて、
「そうそうそう!」と共感させる。
そして、その悩みを解決できるものが目の前にある。
早く買わないと、2度と手に入らないかもしれない。
そりゃ買うだろう。
こうやって見てみると、上手に作ってるなと思う。
とにかく自己啓発系は、買わせるまでの流れが上手。
そして、買うまでが実は一番ワクワクする。
「コレで人生が変わる!」となぜかムダな自信があふれる。
そして、最初の方は、
共感できる「こんな悩み、あんな悩み」が書かれる。
これ、買う前の説明文と同じような内容。
「いやそれもう聞いたから…」となってくる。
そして、変わるための実践方法。
読んでいるとものすごく不快になってくる。
- 「悪口を言わない」
- 「嫌いな相手を許す」
- 「自分の良い所を探す」
とにかく色々見てきたが、
どれもこれも、ものすごく違和感が出てくる。
そして、
「コレは私には合わなかった」
となかったコトにするか、実践しても続かない。
これは、さっきの「変わりたくない」が関わってくる。
そう、変わりたくないのだ。
変わりたくなかったんだよ。
私は、
「私は変ではない」
と言ってほしかったのだ。
「私は苦しんでいる」
と知ってほしかったのだ。
自己啓発は変化を与える方法。
しかし私が本当に望んでいるのは、
「全肯定」だと思いはじめた。
