自転車のチェーンが外れました。
もう漕いでも漕いでもカッスカスですよ。
一生懸命なおそうとするけど、なかなかうまくいかない。
「だれか助けてくれよ!」と何度も思いました。
…しかし、現実はそんなに甘くありません。
シンデレラの妖精みたいに、無償で突然助けてくれません。
自転車業者にお金を払ったら、やっとなおしてくれるのが現実です。
そうなんですよ。
自分でなんとかするしかないんですよ!!
(大人なら、お金を稼ぐのも自分でなんとかするしかない)
今回、自転車のチェーンが外れて、
「自分は、自分が助けるしかない!」
って腑に落ちたので、シェアします。
突然の悲劇
それでは、自転車のチェーンが外れた状況を詳しくお話しましょう。
自転車の乗っていると、ペダルがかっすかすです。
はい、チェーンが外れたことを確認しました。
何度か経験しているので、すぐにわかっちゃいました。
なおそうとするのですが…なかなかうまく行きません。
変なところにチェーンが挟まって、抜けなくなったり…
歯車にチェーンをかけようとしても、すぐにだらんとなったり…
手が真っ黒になってしまい…
1人でしゃがみこんでなおして、なんか恥ずかしかったり…

いいぃぃぃぃ~~~~~~!!
と、私はイライラが募っていました。
誰か助けてよ!!
私は、こりゃお手上げだと感じました。
実は結構急いでいた方なので、焦りもどんどん加速します。
「私じゃ無理だ」と諦めはじめました。
割と近くに、工事をしているおじさんたちが居ます。
都合よく「おーどしたん?チェーン外れたんか?なおしたろか?」
と声をかけてくれて、なおしてくれないだろうか?と思いました。
しかし…そんなこと、してくれる訳ありません。

なんだよ、助けてくれないのかよ!
と、少し1人で怒っていました。
「なんとかする!」という覚悟
もう、誰も助けてくれないのなら…
自分でなんとかするしかありません!
最悪、ダメだったらお金を払って修理してもらいましょう!
私は、頑張ってチェーンと再び戦うことになります!
頑張った結果、なんとかなおりました!
「自分でなんとか解決できた!」
この体験が、私が私を少し好きになれた瞬間でした。
今回の出来事を振り返ってみる
さて、では今回の出来事で思うことがいろいろあったので
1つ1つ見ていきましょう。
都合のいい他人任せな思考
チェーンが外れている時点では、
目の前のチェーンと焦りで余裕がなく、気づかなかったけど…
私は、漫画展開を期待する思考が強い方だと思います(笑)

困っていたら、アンパンマンみたいな正義のヒーローが助けてくれる!
とか、思っているみたいなんです。
えーん、えーんって泣いていたら、助けてくれるって。
良い年した大人が…ね。
けど、何もしないと、改善はしないんですよね。
自分で動かない限り、状況は変わりません。
- 自転車業者に修理を頼む
- 工事のおっちゃんに、ダメ元で修理を頼む(笑)
- ネットでチェーンの修理の仕方を調べる
とかね。
バトル系の少年漫画みたいに
「待たせたな!」と言わんばかりに
ピンチになったら、おいしいところを取る味方が現れる!
とか言う展開は、もう宝くじが当たるみたいな奇跡の確率なんですよね。

誰か助けてよ~!
という思考でいる限り…
私はずっと、そのまま立ち尽くしていたと思います。
「誰かに助けを求めちゃいけない!」ってわけじゃないです。
自分ができないことは、誰かに力を借りることはむしろ良いことです。
(今回の例でいうと、自転車業者になおしてもらう、など)
今回の私のように、

私はとにかく、無条件で誰からも助けられる存在なのだ!
という考え方だと、生きづらくなりますよ~って話です。
世間は悲しいかな、みんな自分で手いっぱい!厳しいのだ!
アンパンマンみたいに、見知らぬ誰かを助ける!というのは稀です。
ドラクエのはぐれメタルに遭遇するぐらい、レアです。
だから、あなた自身を、あなたが助けることが必要なんですね。
なんとかしよう!思考

誰か助けてよ!何で助けてくれないんだよ!
という思考だと、どうしても
「誰も私を助けてくれない状況」に目が行ってしまいます。
下手すると

私は誰も助けてくれないんだ!私には助けられる価値がないんだ!
みたいな、悲しくて、かまってちゃんモードになってしまいます。
自信がない人ほど、こうなる傾向が高いです。(私です)
んなことより、解決に目を向けろよ!
とか言われても…落ち込むだけです。
だから、誰かに説教されると、余計に沼にハマります。
だからね…ここでは勇気が必要なんです。

私が私をなんとかしてみせる!
っていう、決意を自分で決める勇気が。
今回私は「誰も助けてくれない…」モードになったけど

ちきしょー!なんとかしてやるー!
と思考を変えたのです。
そうなんです。
誰かが都合よく助けてくれる期待を、諦めました。
すると「自分でなんとかしよう!」という思考に行ったのです。
そうなると、いろいろ試行錯誤できるんです。
チェーンが挟まった?
ならここ広げてみたら、抜けんじゃね?

しゃー!うまく行ったぜ!!
チェーンがうまくはまらない?
なら、まずはここらへんに引っ掛けて…
ペダルを回してみたら、うまくいくんじゃない?

うぉー!うまく行ったぜ!!
トラブルが合っても、戦い続けたんです。
悲劇のヒロインをやめたんです。
少し脱線しますが、漫画NARUTOのサクラちゃんです。
最初の頃は、憧れのサスケくんに「助けてぇ~」な他力本願でした。
しかし、事件があり、強くなる覚悟を決めました。
最後には「横に並んでも恥ずかしくない人間になる!」って強くなってたんです。
彼女のように、覚悟を決めると…
「なんとかしよう!」って思考が決まるんですね。
軸がそっちに向かうと「どうしようか?」と頭が働き出します。
言い換えれば、「助けてぇ~」は頭が停止している状態ですね。
だから、自分で自分を助けてあげるんです。
誰も助けてくれないのなら、自分が動いて助けるんです。
僕のヒーローアカデミアのオールマイトみたいに
「私が来た!!」って自分が自分のヒーローになるんです。
自分で自分を助ける覚悟を決めるんです!
覚悟を決めるのは、とても怖いことです。
でも、決めてあげないと…
いつまでたっても、辛い現実に振り回されてしまいます。
ちょっとずつでいいんです。
逃げそうになったら「自分を助けてあげたい…」って1回思うだけでも良い。
それだけで、何もしなかったときよりも、1歩前進です。
大きい小さいは関係ありません。
「実際にやった」という事実が大切です。
なんとかできたことへの誇り
今回、自分でなんとか解決できて、とても嬉しかったんです!
というのも、私は自分に超絶自信がなく

私は何をやってもだめなやつなんだ…
と、強く、強く思い込んでます。
けど…今回はなんとかなった。
現実では、うまく行った自分がいるんです!
妥協ではなく、心から嬉しい!と感じました。
出来ることが増えると言うのは、嬉しいものです!
で、さらにこの後、
まーたチェーンが外れたんです(汗)
けど…

よーし、なおしてやるぞー!
って思えたんです。
1回できたことが、自信につながったんです。
「助けてぇ~!ドラ●もん~!」じゃなくて
「なんとかしよう!」ってすぐに思えたんです。
結果、1回目よりもさらに修理の腕が上達していました!
きっと、こういった積み重ねが
自分の自信につながっていくんだと思います。
今回の話のまとめ
想像以上に長くなりましたね。
しかし、伝えたいことはシンプルです。
自分が動かないと、状況は変わらない
悲劇のヒロインのままだと世間に振り回される
なんとかしてあげよう!と自分を守る決意をする
覚悟を決めると、頭が働きだす
実際にうまくいくと自信につながっていく
自転車のチェーンだけで、これだけのことを考えるとは(笑)
日常のちょっとしたことに、いろいろ隠れているってことですね。
毎日を丁寧に生きていると…いろいろな発見があるかもしれませんよ?