こんにちは!ルイです!
「絵が上手くなりたかったら、デッサンを鍛えろ!」
とよく聞くじゃないですか?
なので私は、有名なルーミス先生の「やさしい人物画」で勉強してたわけです。
けど、ぜんっぜん上手くならないでやんの。
なぜ上手くならなかったのか?
それは…目的がズレていたから。
「デッサンしていたもなかなかうまくならない…」
という方は、私みたいに上手くならない沼にハマっているかもしれません。
私の失敗談から、上達するためのデッサンの目的をお伝えしていくぜ!
ただひたすらお手本を真似した⇒辛くてやめる
デッサンを鍛える、といえばルーミス先生の「やさしい人物画」が有名です。
「この本をまるまる全部描いたら上手くなった!」って声を聞いたもので、やってみることにしたんですね。
で、やってみたところ…
すっごくつまらない(汗)
- お手本のとおりに上手く描けない
- 同じような絵ばかりで飽きた
- 上達しているのかいまいちよくわからない
みたいなことの繰り返しで、すっごくつまらないのです。
初めた翌日には
またあの練習をするのか…
と憂鬱になって描かなかったりと、最初っからさぼりぎみでした。
そうなったら翌日には
昨日サボった分を取り返す!
と、2倍の作業を頑張るのですが…
その翌日には、昨日頑張りすぎたのかもうやる気が出ない。さぼる。
また翌日に2倍頑張る、さぼる、さぼる、3倍頑張る、こんなことの繰り返しでした。
最終的には、倍々頑張るのに疲れたり、
またあの辛い練習をしなくちゃいけない…
全然上達してる気がしないし…
と思い始めて、練習を辞めてしまいました(汗)
私は短気だったのだ、すぐに上手くなりたかったのだ!!
このときの私は、真似て描く意味を理解できていなかった。
「そっくりそのまま描いたらOK」っていうのが目的になっていました。
だって、そうすれば上手くなると思ってたんだよ…
考えて描かないとダメだった
私はとにかく、「描いたら上手くなる」と思っていました。
だってどこでも言ってるんですよ、「描かなくちゃ上手くならない」って。
けどこれって、一言足りない。
「考えて描かなくちゃ上手くならない」ってことが。
そう、私はぜんっぜん考えずに、ただただ真似て描いてました。
同じように描けないよ~!
って思ったら、
なんで同じように描けないんだろう?
どうしたら同じように描ける?
って考えていくことが大事だったのだ。
つまり、昔ながらの職人風の修業…
「絵は見て盗め」
ってことだったんですね。
こうやって言葉にしてみると当たり前と思うかもしれないけど…
私、とにかく考えるってことが嫌いで。
どーせ私はバカだし、考えても無駄…
考えろって言われても、考え方がわかんないよ…
って考えがこびりついていたのです。
なんか考えるってことに、嫌なことがあったんでしょうね。
(学生のテストが赤点以下だったから?^^;)
なんやかんやあって、考えることに対してトラウマになっていました。
なので「考える」って選択肢が、そもそも存在していなかったわけなんですねぇ…。
自分の不満の声を聞き入れろ!
実は、よくよく自分の練習具合をふりかえってみると…
自分で解決するための一歩を踏み出してたんです。
足を描く練習をしていたときに…
ぜんぜんお手本と違う!
なんかこの足細いんだよ!ガリガリかよ!
って、自分で自分の絵の不満点をツッコんでいました。
そうなのです。
足が細すぎるのです。
……そうか、細いのか!
じゃあ、もう少し太く描けば良いのか!
ってなわけで、少し太くすると…
お手本に近づいたんですね。
これだよ!
これを求めていた!
私はもう、大喜びしましたよ。
実は、「〇〇が変なんだよ~!」って、自分でピンポイントな修正ポイントを無意識に言っている場合が結構あるんですよね。
「じゃあ、それと逆に描いてみたら?」とか、意外と簡単に解決できたりします。
で、上達できたらやっぱり嬉しい。
この、「上達できた!」って感じる瞬間を、いかに多く作れるか?が大事になってくると思います。
終幕!
長くなったけどまとめると…
模写の練習は「考えて」やらないと全然上達しない
の一言になるかなって。
そして、「〇〇が上手く描けない~!」ってなったら。
その声をもっと詳細に聞いてみると、解決策が見えてくるかもしれません。
焦りは敵だ。
じっくりと、自分と立ち向かっていこうぜ…!