絵を描くのが上手になりたい。
いろいろ試行錯誤してきたつもりだが、全然うまくならない。
あるブログで、やっぱり地道な努力が大事と改めて知る。
紹介されていた本を買う。
「人を描くのって楽しいね」という、有名な本だ。
その冒頭のちょっとした物語に、ボロボロ泣く自分がいて。
いい意味での涙だ。
今日はちょっと、そのことについて書いていく。
「やさしい絵の教本」
まさか、絵を教えてもらう本で、メンタルに響く出来事があろうとは。
この「人を描くのって楽しいね」という本、
一言で言うと、
「とにかく絵を描くことを楽しもう」
というものに溢れかえっている。
そして、とても雰囲気がやわらかい。
かたっ苦しい教科書のような言葉が殆ど無い。
「~しようね」とか、
「~だよ」とか、
語尾が優しく話しかけれてくれるような文面である。
「~しましょう」という終わり方もあるけど、
全体的にやさしい雰囲気で文章が成り立っている。
小学生でもきっと、とてもわかりやすい言葉。
文字数も少なく、すっと頭に入ってくるシンプルさ。
ルーミス先生の本
ここで比較に出すのは少し申し訳ないが、
絵の基礎本で有名なルーミス先生の本とか、
やたらと字が多くて長い。
そして、海外の方の書いた本なので、
翻訳されている文章が??な文脈なのが多いw
しかも冒頭から超小さい字で、2~3ページとかざら。
よく読んでみたら、
すごく良いことが書かれているのだけれど、
正直、読む気にならないw
だって私は、絵を教えてもらいたくて買ったわけで。
いきなり絵に対しての、うんたらぬんたら~って言われても、
いやまず描いてみないとヨクわからんwってパターンが多いw
頭が弱い人間には辛いわww
なので、冒頭からやる気が削がれるという暴挙に。
私みたいな中途半端な覚悟のやつが読むには、ハードルが高すぎた…。
(飛ばして先に進めばいいのに、わざわざ読み進めようとしている不器用ちゃん★)
けど、いつか必ず理解できるようになりたいものだ。
最初からやる気が出てくる言葉
そして、人を描くのって楽しいね!の方は、全くの逆。
冒頭から、すごくやる気が出てくるのだ。
まず、読みやすい。
イラストがたくさんあり、文章も少ない。
しかも文章も本当にシンプルに
「絵を描くと楽しいよ!だから描こう!」
とうったえてくる。
もうとにかく、問答無用に描こう!と。
そして頻繁に休憩を求めてくる。
「そろそろお茶にしようよ!」と。
焦らずに、楽しく進めよう♪
といった雰囲気がバリバリ伝わってくる。
「なんで絵を描きたかったんだっけ?」
ということを、思い出させてくれる。
苦手な人は極端に苦手だろうけど、
私はこういう雰囲気がすごく安心しちゃって。
「あっ、この人についていきたい」
と自然と思ってたのでした。
鉛筆の持ち方で号泣
鉛筆の持ちからの説明が書かれていて、
「ええ~!?そこから!?」とびびったんですよ。
でさ、私いわゆる握りペンなんだわ。
ちゃんとしたペンの持ち方じゃないんですよね…。
これが地味にコンプレックスで。
というのも、昔、
絵の専門学校の体験学習に行った時にね…
「握りペンだね。…まぁ別にいいんだけど」
と突っ込まれてね…地味に刺さってんのね。
だから、
「はぁ、またコレで注意を受けるのか…やっぱり直さなきゃなのか…」
とテンションがだだ下がりだったわけよ。
そしたらさ、びっくり。
すぐその下に
「今の持ち方も大事にしよう」
って書かれているの。
- 握りペンで描いてきた人はその持ち方が一番うまく描けるはず
- ネガティブになる必要はない
- 矯正しないし、絶対にしないほうが良い
もう、ぼろぼろ泣いてるのよ、これが
びっくりした、超ビックリした。
何泣いてんの?ってぐらいぼろぼろ泣いた。
今でも泣きそうだわ。
直さなくても良いのか…
と思うと、すごく心が楽になったんだ。
てっきり私は、否定のことがやってくるのと思ってた。
「この持ち方が良いので、絶対に直してください!」
と、直したほうが良いメリットを淡々と語られて、
「今の現状がいかにダメか」と思い知らされる。
こうなると、
メンタル激弱&天の邪鬼の私は、
超絶やる気が失せる。
「もうなんかいいや…」
と、やる前から諦める。
このパターンかと思ってた。
むしろ逆に、
全肯定してくれているのよ。
その持ち方が一番上手に描けるはず。
大丈夫、落ち込まないで、
それで今まで頑張ってきたんだ!
無理に矯正しない方が良いよ!
って言ってくれているわけですよ。
予想外過ぎたんですよ。
けど、それで終わらない。
握りペンを維持しつつ、
最初の5分だけ、正しい持ち方で描いてみてと。
2通りの描き方ができると、強い武器になると。
再び号泣。
「わかった、最初の5分だけ描いてみる!」
って素直に言うことを聞いてんですよ。
あれだけ、
「正しい持ち方なんかで、描きたくなんか無い!」
って思っていたのに、
自主的に「この描き方を頑張ってみる!」
となっている。
やっていることは同じ。
やる気の引き出し方だけが違うだけ。
つまり私は、
- 否定されると(されていると思いこむ)動かない
- 肯定されると、動く可能性が高い
こうなっているんじゃないか?
ってかね、よくある自己啓発系で、
「そのままの自分で大丈夫」って言われてもさ、
「なわけねーだろwww」って全力否定していたわけ。
意外と、受け入れると…変われるのかも知れない。
とか思った。
この本で上手なのは、
「そのままで終わらせない」ってところだと思う。
やっぱり、正しい持ち方の方が良いと言えばいい。
けど、今までのやり方も否定せずに、ゆっくりと覚えてもらう。
そういった意図を感じる。
うまいなぁ~と思った。
とにかく、頑張って続けてみようと思います!
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