ルイです。
アナタは、
- 注意されてイラッとしてしまう
- けど、そんな自分が情けない
- 人として、社会人としてダメだと思う
- こんな自分をなんとかしたい…
こういうことに悩んでませんか?
私もそうなので、すごくわかります…。
けど、この考え方をしたら…
少し心が楽になってきたのです。
- 注意されて心は一体どうなっているのか?
- どうすれば心が楽になるのか?
といったことをお伝えしていきます!
怒りはSOSのサイン
ちょっと考えてみてほしいのですが、
「注意されてイラッとする怒りの感情」
って、なんなのでしょうか?
注意点を改善しないといけないのに、怒りで素直に受け取れない。
ただただ、アナタの足を引っ張りたいだけなんでしょうか?
怒りの感情ってトラブルしか起こさない、邪魔な存在なの?いらない子なの?
私はやっと最近気づいたのですが…
怒りは「『助けて』の声」だと思うのです。
怒りは自分を全力で守っている
注意されてイラッとするのは、
もしかしたら、アナタが傷ついている状態なのかもしれません。
注意=自分のことを否定された!バカにされた!
と感じて、「そんなことない!」と怒りでガードする。
相手が本当に、
「バカにしているか?バカにしていないか?」
の事実は関係ないんです。
自分は”無意識”に
バカにされたと思ってしまう
だから、注意する(自分を否定する)ことを、
反発して「なかったことにしよう」としているんじゃないかなって。
そのなかったコトにするのが、怒りという防御方法じゃないかな。
注意を素直に聞く=自分をダメな奴だと認める
というのが怖くて、怒りで自分を守っているのだと思います。
自分を否定される怖い声から、自分を守る方法。
つまり怒りは「自分を守るための鎧」なんだと思います。
怒りは、いらない子じゃないんです。
ちゃんと自分を守ってくれる、ナイト的な存在なんです。
ナイトな自分とケンカしている
けど、その守ってくれるナイトと
派手にケンカしているかもしれません。
「なんで注意を素直に聞けないんだ、私はバカか!」
と、自分を守ることに対して、いや~な感じが出る。
「自分がそこまで可愛いのか!」と情けなくなるかもしれない。
そうです、ナイトの「自分を守る」行動をバカにしています。
ナイトは、自分の心を守るために
ただ一生懸命になっただけなのに…。
自分の働きを怒られ、バカにまでされてしまった。
良かれと思った自分の働きを否定され、
悲しくて、みじめで、辛くて…
だんだん、怒りに変わってしまう。
「こいつ、何もわかってない!」
「自分が守らないとお前みたいな弱い奴、心が壊れていたぞ!!」
「ぜってー素直に言うことなんて聞いてやんねー!一生苦しめ!」
とナイトが怒りで、反撃してくるかもしれません。
その言葉を聞き、また自分に腹がたって…
もう、お互いに泥沼状態になる。
これが、自己嫌悪の正体…だと思います。
お互いにクッタクタ状態なので、もう限界です。
注意点なんて、もう考える余裕がないのです……。
改善しないから、また同じようなミスを繰り返す。
注意されるとまた…
この負のループを繰り返すのかもしれません…。
この地獄、抜け出せないんでしょうか…?
抜け出すきっかけは、「怒りのSOSサイン」。
心から「助けて!」と言われたあとに、どう反応するか?だと思います。
自分で自分を癒そう
質問ですが、アナタが同じような悩み、
「仕事で注意されると、どうしてもイラッとして反発しちゃって…」
と別の誰かに打ち明けられたら…どう返しますか?
「自分は間違ってない!って思ってるんじゃないの?」
「仕事でしょ?大人なんだから割り切りなよ…」
「うわー…絶対に部下になってほしくないタイプ・笑」
「仕事に対して、やる気ないんだろ」
「一生、仕事ができないダメな人で居続ければいいよw」
「仕事はチームワークなんだから。人の迷惑を考えなよ…」
「良くなるために言ってくれているのに、相手に失礼と思わないの?」
みたいに、至極正論で厳しい言葉で返しますか?
私は、そんな言い方されたら……
怒りガードが発動し、そんな自分が嫌になり…
「第〇〇回、心の大ゲンカ……開始!!」
と、「あーいえば、こーいう」が起きる可能性が大!です(汗)
けど、これらの言葉、
真面目で「なんとかしなくちゃ…」と思っている人は特に…
自分で自分に言っている可能性が高いです!
(↑のドギツイ言葉たちは、私が自分に言い聞かせていた言葉です…)
自分の味方になるどころか、
(無意識に)自分の敵になってるんです。
自分をいじめてませんか?
心のSOSのイラッとした反発心のときに、
自分にこんな感じで言い聞かせてませんか?
「仕事なんだから、ちゃんと聞かないと!」
「注意してくれているんだ、ありがたく思わなきゃ!」
…これ、さっき書いた厳しい言葉と一緒ですよね?
真面目な人は、ついつい自分に厳しくストイックになりがちです。
これで素直に聞けて、
感情的にも特に問題がないのなら良いんですよ。
けどもし、
何かもや~っとしたり、
イライラが消えない場合は…
心はそんな言葉
求めてない証拠です。
怯えた心がほしいものとは?
「助けてください…」と助けを求めて…
「みんな大変なんだ!弱音を吐くな!!」
って言われたら、どう思いますか?
助けを求めた人は、そんな言葉がほしかったのでしょうか?
心は助けを求めてるんです。怖いんですよ。
そんな怯えた相手に「あまえんな!!」とスパルタ発言されたら…
ショックで、頭が真っ白になるかもしれません。
怯えている心は、
何を望んでいるのでしょう?
「どうしたの?何があったの?」
と優しく声をかけてくれることを、望んでいるのではないでしょうか?
そして、
「仕事で注意されると、どうしてもイラッとして反発しちゃって…」
と事情を話して…
そして、素直に聞けない自分が嫌になるんだね。
注意されて、自分を否定されたみたいな感じがして、怖かったんだね。」
と話を聞いてもらえると…
なぜか心が、少しだけ楽になるんですよ。
なかなか収まらないけど、何度も何度も
「辛かったね、悲しかったんだね、怖かったんだね」
と言い続ける。
この時、アドバイスなんて絶対に言わない。
心が弱って「助けて」といっている時に必要なのは「共感」です。
どんなに醜い感情だろうが、なかったことにしない。否定しない。ただ共感する。
心は、「自分は今つらい…」という状態を、ただわかってほしいんです。
「大丈夫だよ、話聞くよ、そばにいるよ」
と安心させてあげる。
そうすることで、「わかってくれている」と、不安もちょっとずつゆるんできます。
でもそれじゃ何も解決しないのでは?
安心できてきたら、やっと心に少し余裕が出てきます。
この時初めて、アドバイスなどが聞けるようになってくると思うんですね。
不安で頭がいっぱいのときに、さらに情報をツッコんだら…
頭パンクして、パニックになるんです。
だから、アドバイスは後。
まずは心を落ち着かせるのが大事じゃないかな?と思います。
自分で自分にこれがデキるようになると、
誰かに慰めてもらうのではなく、
いつでもどこでも、自分を癒すことがデキるようになりますよね。
これが本当の意味での、
「自分を守る」ことだと私は思います。
まとめ
- 怒りはSOSのサイン!自分を守ってくれている!
- 守ってくれている自分を嫌って、自己嫌悪のループにハマってるかも
- SOSサインに答えよう!話を聞いて優しく共感してあげよう!
すぐには癒やされないと思います。
上手く行かなくて、焦るときも出てくると思います。
けど、何度も何度も繰り返し栄養補給して、時間が経っていけば…
今は疲れて枯れかけているアナタの心の花も、きっと息を吹き返すと思います。
アナタが自分を好きになれますように…。