こんにちは!ルイです!
超背景初心者さんと一緒に、じっくり&わかりやすく勉強していく背景講座その12(その2)です。
「ななめから見た階段の描き方」を進めていきますよ!
完成図
こんな階段を仕上げましょう!
基本は、「正面の階段」編と一緒ですよ!
ナナメ向きの階段を描こう!
まず、階段の絵のラフをざっくりと描きます。
後でキレイにパースを合わせますので、「何となくこんな階段を描きたい!」というラフでOKです
パースを合わせる
ラフを描いたら、次はパース定規を作っていきましょう。
正面の階段の描き方とは、ちょっと違う方法で進めます。
まず、「一点透視図法」のパースを作ってください。
- (ツールバーの)レイヤー
- 定規・コマ枠
- パース定規の作成
- 1点透視図法
- OK
の順番で作れます。
アイラインを、適当に上の方に移動させます。
パース線を、ラフの斜めの線に合わせてください。
このパース線を合わせる時、3つの点の「真ん中の白い丸点」ではなく、「両端の青い丸点」を動かすといい感じに合わせられます
消失点を追加する
次に、階段を描くにはもう一つ消失点が必要ですので、消失点を追加させます。
「坂道を描こう」編でもご紹介した、パース定規を使って消失点を追加させます。
詳しくは、こちらからどうぞ!
「パース定規」で、下のナナメ線に「する~っと線を滑らせるように」パース線を入れます。
動画にするとこんな感じ↓
しかしおそらく、アイラインが斜めになってしまっていると思います。
アイラインは、ナナメの絵を描く以外は「基本は真っ直ぐ」ですので、まっすぐに直してあげましょう。
まず、「操作ツール」を選択して…
アイラインのパースを選択し、青色の丸を「シフトキー」を押しながら、クイッと回しましょう。
アイラインが真っ直ぐになりましたね!
しかしそうなると、先程合わせたパース線がおかしくなっている可能性が高いです。
パース線を合わせる⇒アイラインをまっすぐさせる
を何度か繰り返して、きれいに整えてあげてください。
完全にキレイに合わせることは、難しいかもしれません!
最初のラフが、パースが歪みまくっていると難しいです(汗)
その場合は、「なんとなく」ぐらいで合わせてください。
私の場合は、こんな感じになりました↓
レイヤーの準備をする
これは、「正面の階段を描こう」で作ったレイヤーと、ほぼ同じレイヤーです。
- タテ線レイヤー
- ナナメ線レイヤー
- アタリ線1レイヤー
- アタリ線2レイヤー
を作っておいてください。
正面階段の場合は、「ヨコ線レイヤー」でしたが、ナナメの階段の場合は「ナナメ線レイヤー」が代わりになります。
面倒ですが、コレが出来ていると楽に描けます!
レイヤーの作成手順は、詳しくはこちらを見てください。
実際に描いていこう!
下準備も終わりましたので、描いていきましょう!
- アタリ線レイヤー1を選択して
- ナナメに線を引く
- ナナメ線レイヤーを選択
- ナナメ線を引く
- タテ線レイヤーを選択
- 縦に線を引く
- ナナメ線レイヤーを選択
- ナナメ線を入れる
- アタリ線レイヤー2を選択
- 下の消失点パース線を、両端から2本引く
- アタリ線1レイヤーを選択する
- ナナメに線を入れる
- ナナメ線レイヤーを選択
- ナナメに線を入れる
あとは、タテ⇒ナナメ⇒ナナメ⇒タテ…の繰り返しです!
最終にキレイにする
不要な線は、消しゴムで消しちゃいましょう!
ベクターレイヤーで描いていると、「交点を消す」の消しゴムで簡単に消すことが出来ます。
消しゴムツールを選択して、ツールプロパティ(ツールバーのウィンドウ⇒ツールプロパティで表示されます)に入っている「交点まで」を選んでください↓
「アタリ線レイヤー1」は非表示にしてください。
これで「アタリ線レイヤー2を」消すと…
きれいに簡単に消せます!
必要なナナメ部分は消さないように注意してね!
あとは、土台部分の線を追加させると…
コレで完成です!
おわりに
お疲れさまでした。
これにて、「超初心者でも描ける!クリスタで描く背景講座」は終わりです。
あとはこの基礎を応用して、ひたすら練習あるのみ!です。
すごく大変ですが、背景を描けるようになるとやっぱり絵が映えますからね。
他にも、色々と細かい描き方がありますが、私の講座ではひとまずこれで終了です。
もっと色々学びたい方は、ぜひ書籍などで勉強してみてくださいね!
お疲れさまでした!
他にも、お絵かきに役立つ情報を色々書いていますので、よかったら見ていってくださいね♪
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