クリスタの機能、「グリッド」についてご紹介します!
グリッド
グリッドとは、キャンバスに方眼紙のような表のような線を表示させるということです。
このグリッドを使うと、色々と応用ができるようになります。
背景を描くときに、意外とお世話になったりします。

今回の記事では、その便利な要素をご紹介します!
グリッドの表示方法
- 表示メニュー
- グリッド
の順番で選ぶと、グリッドが表示されます。
グリッド上に線を引く
グリッドが表示されている状態で、コマンドバーにある「グリッドにスナップ」アイコンをオンにしてください。
表示されていない場合は…
- 一番上の方のバーの「表示」
- グリッドにスナップをクリック
すると、出来るようになります。
グリッド線に沿って(ゆっくりと)描いてくと…?
なんと、その線に沿ってまっすぐに線が引けるようになっていきます!
しかし、グリッドのマスが細かったり、勢いよく線を引くと…?
カクカクに線を描いてしまう可能性が大です(笑)

ゆっくり線を引いてあげるのがコツです!
グリッドマスの変更
グリッドマスの大きさを変えることもできます。
- 表示メニュー
- グリッド
- ルーラーの設定
この手順で、まずは変更画面を表示させます。
下の方にある「グリッドの設定」の数値を入れ替えると、サイズを変更できます。

数値入力はよくわからない!めんどい!
もっと感覚的に大きさを変更したい!
という場合は、右側の◀をクリックすると、ぐいんぐいんと自由に動かせます。

お好みでグリッドサイズを変更させてください!
パース定規のグリッド
パースがついた絵にも、グリッドをつけることができます。
まず、適当なパース定規を作ってください。

例として私は、2点透視図を作成します
ツールプロパティの方にある、「操作」ツールをまずはクリック。
どこでもいいので、キャンバスにあるパース定規をクリック。
すると、「ツールプロパティ[オブジェクト]」パネルに、グリッドのオンオフができる画面が出てきます。
では、パースグリッドを表示させてみましょう。
まずは、一番左の「XY平面」をクリックすると…?
こんな感じに、右側の消失点に向かった、パースのついたグリッド線が表示されます。
次に、真ん中の「YZ平面」。
こちらは、左の消失点に向かったパースグリッドが表示されます。
最後に、一番右側のアイコン「XZ平面」。
これは、地面&空に向かってパースグリッドを作成できます。
まとめると、
- XY面は右側の消失点
- yz面は左側の消失点
- XZ面は両方の消失点
に向かうということですね。
グリッドを動かす
パースグリッドの位置を変更することもできます。
まず、先程説明した、パースグリッドがついた状態のままで進めます。
ツールパネルの、「操作」アイコンをクリックしていることを確認してください。
「パース定規」をクリックして、アクティブにしてください。
その時に現れる、「アイラインの緑色の丸」と同じ「緑色の丸がもう1つ」見つかりますね?
この緑色の丸をドラッグすると、グリッドが移動できるようになります。
アイラインよりもパースを上にして、空の方にパースを付けました。

実際に使う時は、自分のパースの絵にあった部分に移動させてください
グリッドのマスの大きさの変更
グリッドのマスの大きさも変更できます。
「ツールプロパティ[オブジェクト]」パネルを見てください。
「グリッドサイズ」のバーを動かしてあげると、自由に大きさを変更できます。
パースグリッドに沿って描いてみる
一度、パースグリッドに沿って実際に描いてみましょう。
- 特殊定規にスナップ
- グリッドにスナップ
どちらでもいいので、オンの状態にしておいてください。
やり方は覚えていますか?
- 表示
- 定規orグリッドにスナップ
これで出来るようになりますよ♪
オンにしていると、パース定規にそってちゃんと描けるようになります。
チェック模様の地面も簡単に描けます。
※線を引いて、バケツツールで塗りつぶしました

とにかく、使いこなすのが大変だぜ!
地道に触っていきましょう♪
休憩
グリッドは、色々な部分で活用できます。
例えば、階段を描くとき、窓を均等に並べて描くとき、などなど。
ゆっくりで大丈夫ですからね!
とにかく、今は覚えるときなので大変ですが、描けるようになれると嬉しいですよ♪
◆背景講座のもくじ↓
コメント