こんにちは!ルイです!
「フリーゲームで、ノベルゲームを作りたい!」
と思うアナタに、質問します。
- 純粋に楽しんで作りたいか?
- 沢山の人に遊んでもらいたいか?
どっちを優先させますか?
この優先度によって、今後ノベルゲーム制作で…
- 楽しいか?楽しくないか?
- プレイ数が伸びるか?伸びないか?
が、大きく変わっていくと思います。
私がそうだったから…
この記事では、
「楽しんで作る」「たくさん遊んでもらうために作る」
のメリット・デメリットについてお話していきます。
※あくまで、私が体験したことで感じたメリット・デメリットです
この2つを見て、
「アナタはどっち寄りか?」
「どっちの方を優先させたいか?」
の判断にしていただければと思います!
簡単な結論
まずはサクッと、2つのメリットとデメリットを書きますね。
メリット | デメリット | |
楽しく作る |
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数字優先で作る |
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どっちかが「良い!」「悪い!」というわけではなく…
どちらにも、メリット・デメリットがあります。
「どっちも取りたい!」というのは正直…
「運」「才能」が大きく絡まってくるんじゃないかな?と私は思います。
(努力である程度はいけると思うけど、茨の道は覚悟してください…)
それでは、上記のメリット・デメリットを、わかりやすくするために、もう少し詳しくお話していきますね。
楽しく作る
「楽しく作る」と言うのは、そのままの意味です。
自分が作りたい~!と思った情熱を、ただただ叩き込む!!
コレだけです。
メリット1:とにかく楽しい♪
「楽しく作る」の最大限のメリットは、ここです。
純粋に、制作が楽しい!!
どんな特殊な性癖をぶち込んでもOK!ワクワクするパッションをただただ叩き込める!
何も考えずに、制限なく自由に作れるのって、すっごく楽しいのです!
フリーゲームには、ルールや制限が(ほぼ)ない!どう作ろうが制作者の自由!
これが、楽しい以外に何があるだろうか!?
これがフリーゲームの、とてもいい部分だと思います!
メリット2:どんどん筆が進む!
楽しいと、誰かに言われなくても勝手に物語を考え出しちゃう!
「制限なしに、ワクワクすることを好きに書いていいよ?」
って言われたら、楽しくて仕方がないのですよ!
商業ゲームだと「売れるゲーム」を作る必要が出てくるので、色々制限が出てきます。
そうなると、「やらなくちゃいけないんだけど、なかなか出来ない…」になりがちです。
けど「純粋に楽しんで作る」は、そんな制限は一切ないのです!
けど、売れない、面白くないゲームなんて自己満足?
それがなんですか!
自己満足、上等ですよ!!
むしろ、楽しく作るは自己満足以外、何者でもない!
けど、それでいいのです!!
なんせ楽しく作るは、それが目的なんですから!!
心がワクワクして、勝手に筆が進む!
性癖が合致して、着いてきてくれる人は、着いてきてくれる!
そしたら、また作りたくなっちゃう!!
良い循環じゃないですか!
デメリット1:プレイ数が少ない?
アナタの作りたいジャンルとか、技術力によりますが…
もしかしたら、「あまり他の方に遊んでもらえない」ことになるかもしれません。
例えば私の場合、ダークな世界が好きなのでそういった作品ばかり作っちゃうのですが…
やっぱりダーク系って人を選ぶ作品だから、めちゃくちゃ遊んでもらえる!ってわけじゃないんですね(笑)
つまり、一般的にはあまりウケの良いジャンルではないのです。
「その結果、遊んでくださる人が限られる=プレイ数が減る」という流れ。
※ジャンルだけがプレイ数に関わってくるわけじゃないです、他にも見せ方とか色々あるので!
「別にプレイ数とか関係ない!好きに楽しく作れればそれでOK!」
というのなら、このデメリットは消えます♪
プレイしてくれる人が少なくても、楽しんで遊んでくださるのならありがたいのです♪
「これは趣味!」と割り切る!
それが精神安定的にも、楽しいです!
デメリット2:批判の可能性あり!?
コレも先程のデメリットに通じるものがありますが、一般受けしないジャンル作品だと、良くない批判の対象になるかもしれません。
実際、私も重くてテーマが難しい作品を作ったのですが、「主人公に共感できない」という意見がありました…。
また、「楽しく作る!」と勢いで始めてみたものの…
フリーのノベルゲームを作る方は、シナリオ作成は初心者の方が多いと思います。
そうなると、どうしても上手なシナリオを作る人は…限られてくると思うんですね。
なので、上手く伝えられずに、「意味がわからん」と心無い意見をもらってしまうことがあるかもしれません。
私の対策としては、そういった意見を見に行かない(エゴサしない)方法を取っています。
そうじゃないと、「一般受けジャンルを作らないと!」「上手にシナリオを書かないと!」みたいな、「〇〇しないといけない」にとらわれて、楽しくゲーム制作ができなくなるから。
向上心がある方は、シナリオ制作などを学んだりするのもアリかと思います。
が、勉強しているうちに面倒になって、作る気力が失えば…元も子もありません。
楽しい気持ちは水物です!
その時の「楽しい勢いで動く」も大事かと思います!
せっかくの自由な「フリー」ゲームなので、好きに作っても良いのではないでしょうか?
数字優先で作る
数字優先で作るは、自分の作りたいものは後回しにして「他人が喜ぶゲームを作る」です。
商業向けゲームは、ほぼこれを意識して作られています。
(お金稼げないと、生活できないですもんね)
メリット1:プレイ数が伸びる!
シナリオ・宣伝法などを勉強することで、純粋に質が高い作品&認知度が上がるので、プレイ数が伸びやすくなります!
面白そうな作品・面白そうな伝え方があると、誰でも手を出したくなるものです!
たくさんの人がプレイしてくれたら、やっぱり嬉しいもの!モチベもきっと上がると思います♪
メリット2:作品の質がどんどん上がる!
シナリオ・ビジュアル(イラスト・演出)・音楽などを極めれば、どんどん作品のクオリティが上がります!
クオリティが高いと「すごい!」「おもしろい!」と褒めてくれる人も、きっと増えてくるでしょう!褒められたら、次も頑張ろう!と意欲も湧くと思います♪
デメリット1:とにかく努力が必要
クオリティが高い作品は、やっぱり努力が必要です。
シナリオ、素材(キャライラスト・背景・キャラボイス(外注方法を知る)・音楽など)などの勉強はもちろん、コツコツとしっかりと実践して極める必要が出てきます。
または、各スキルを持っている人に頼む外注もアリです!
言葉にするのは簡単ですが、なかなか簡単にたどり着ける領域ではありません。
嫌になって、途中で挫折することもあると思います。
常に自分(怠け)との戦いです。
また、作品のクオリティを上げるだけではなく、宣伝方法も大事です。
どれだけ良い作品を作っていても、遊んでくれる人が居ないと意味がないですよね…(涙)
なので、「どうすれば目に止まって、遊んでもらえるか?」を学んで、何度も実践し続けていく事(テスト)が大事になります。
会社の役職で言うところの「営業・広報」、ビジネス用語で言うと、マーケティングですね。
ぶっちゃけ、大変です。
私は自分で書いていて、げっそりしました(笑)
楽しさはいったん横に置いて、割り切りも大事かな?と思います
デメリット2:楽しくない?
数字を優先=他人が優先なので、自分の気持ちは横に置く必要が出てきます。
つまり、自分が「コレは面白い!」と感じることは封印して、「これは人が楽しめるのかどうか?」を第一に考える必要が出てきます。
自分が作りたいジャンルではなく、ウケるジャンルを作る必要も出てきます。
その結果、「数字は伸びるけど、自分が作りたいものじゃないからなんか楽しくない…」となってしまうかもしれません。
自分が好きなジャンルと他人が好きなジャンル・展開が重なっている人は、ラッキー!
まとめ
最後に、もう一度まとめておきますね。
メリット | デメリット | |
楽しく作る |
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数字優先で作る |
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「自分はなぜ、フリーゲームを作るのか?」
を最初に見つけるのが大事かな?と思います。
- とにかく自分の作品を作ってみたい!
- たくさんの人にプレイしてもらいたい!
など、色々あるかと思います。
とりあえず作るは、「作れたら満足!」で楽しめますよね。
「楽しむために作る」が原動力だと思います。
逆に、沢山の人にプレイしてもらうには、努力が必要です。
「努力はイヤ!とにかく楽しく作りたいの!」と言う人にとっては地獄だと思います。
(私はこっちなので、数字は諦めることにしています)
極端にまとめると、
- 「自分のため」にフリーゲームを作るのか?(趣味思考)
- 「他人のため」にフリーゲームを作るのか?(ビジネス思考)
になってくるかな?と。
(あくまで極端な例だよ!本当は複雑にいろんなことが混じっているよ!)
理想としては、
- 最初は楽しんで作る
- 途中で勉強していく
- 「楽しんで作れて、さらに他人にとっても良い作品を作る」
になれたら、最強だと思います。
(かなり大変だと思いますが)
どっちが正解というものはありません!
アナタらしく、ゲーム制作をしてくださると幸いです♪