こんにちは!ルイです!
初心者さんと一緒にクリスタで漫画を完成させる講座、最終回!
最後は、便利なツールの使い方や最後までの流れをご紹介していきます。
気軽に進めていきましょう~!
ラフ・下描き・線画を描く
正直、ここは教えることはほぼないので、サラッと進めます。
ラフ・下描きは、新規レイヤーを作成して描いていくだけです。
ラフ・下描きなのでペンツールは何を使ってもOKです!
清書のためのペンは、Gペン・丸ペンがおすすめです。
レイヤーは、ベクターレイヤーがオススメ。
線と線が重なった時、重なった部分をすっと線を引くみたいにひいてあげると、その部分だけが消えて消すのが楽です!
説明だけじゃよくわからないと思いますので、一度試してみて!
線画が終わりました。
ベタを塗る
次はベタです。これを塗ると一気に画面が華やかに!?
塗り方は簡単です。バケツツールを使っていきましょう!
線画レイヤーを選択し、「参照レイヤーを設定」ボタンを押しておくと、きれいに塗りやすいです。
ただし、線画部分と枠線部分が重なるベタ塗りは、画面全体にベタが塗られちゃうので注意!
ベタ塗りが完成させました。
効果線を入れる
次に、効果線です。
擬音・集中線などを入れると、漫画らしくなってきます!
手書き線
文字は手書きでもいいですし、中にはテキストで打つ人も居ます。
汗や移動したときの線なども主に手書きが多いと思います。
字はなるべく丁寧に、読みやすい字で書いてください~!
私は字に癖が強いので、より気をつけています(汗)
移動線
走っているときなど、移動しているときの線。
こちらは手書きでも良いのですが、定規で引いたように、きっちりと線を入れることも出来ます。
定規ツールの「特殊定規」を使いましょう!
新規レイヤーを作成して、特殊定規ツールを選択。
試しに、マウスで横にドラッグすると…3本の線が出てきます。
そしてペンツールで線を引いてみると…?きれいに横線を引けるはずです!
横だけじゃなくて、タテ・ナナメも引けるよ!
集中線
集中線は、ツールに頼ったほうが楽です!
ツールの中に「集中線」がありますので、選択してください。
集中線はいろんなパターンがありますが、とりあえず「まばら集中線」がスタンダートな集中線です
そして、集中させたい部分にドラッグして円を作ると…?
※集中線は重いので、出てくるのに時間がかかります
簡単に集中線が作れます!
線の細さや間の間隔などは、ツールプロパティで変更できます。
色々ありますが、色々と触ってみてください。
背景を入れる
背景も、漫画の大事な要素の一つです。
背景の描くにあたってのクリスタの使い方は、こちらでご紹介しているのでご参考ください~!
背景を描くのが苦手なら、無理に描かなくても大丈夫です。
ベタやトーン(グラデーション)などを使えば、それなりにきれいに仕上がったりします!
本格的な漫画だったら背景は必須だけど…
4コマとかギャグ漫画系なら、背景は割とごまかせます!(笑)
こんな感じで↓
あと、最近では3Dを使って背景を描く人も多いです。
たくさんの学校机も、たった数分で完成してしまう!
ただ、かなりの容量を食いますので、パソコンによっては3D操作は厳しいかもしれません…。
(カックカクになって超遅くなり、操作どころじゃないので…)
私もガンガン3Dを使っています!
覚えるの大変ですが、描くよりは遥かに楽ですので…
これからの時代は、3Dでの描写に背景を入れてもいいかもしれません!
トーンを貼る
最後の仕上げとして、トーンを貼りましょう!
色々な貼り方がありますが、基本的なこととお伝えしますね。
- レイヤー
- 新規レイヤー
- トーン
の順番でクリックしてください。
トーンの設定が出てきます。
線数 | 数字が大きければ大きいほど、きめ細かくなります。よく使われる数字は「60、50、30、10」。最大で「60.0」がいい感じになります。それ以上になったら…印刷時につぶれてしまったりと厳しくなると思います(汗) |
濃度 | 数字が大きければ大きいほど、1つの点部分が大きくなります。基本的には、「10~30%」あたりが良いと思います。 |
種類 | 基本は「円」でOKです!いろいろな種類がありますが、丸と線以外は癖が強いのであまりおすすめできません^^; |
角度 | 基本は「45」で大丈夫です。それ以外だと、印刷時にトーンが潰れる可能性が高くなります…。 |
とりあえず、「線数:60.0」「濃度:10%」「種類:丸」「角度:45」にしておけば無難にトーンを貼れます!
設定が終わってOKを押すと、画面全体にトーンが貼られます。
このままでは使いづらいので、一旦トーンを全部消します。編集⇒消去で消せます。
「Delete」キーを押すと早いです!
あとは、トーンを貼りたい部分をバケツツールなどで塗れば、ぱっと簡単にトーンが貼れますよ♪
最後の仕上げ
最後は、仕上げです。
ホワイトを白のペンツールで塗ったり、はみ出した線を消したり…。
トーンの貼り忘れなど、意外と見逃している部分があったりするので、チェックしてみてください。
これらが終わったら完成です♪
終わりに…
今回でマンガ講座は終わりです!
一通り、これらのとおりに進めて頂けますと、クリスタで漫画を基本的には描けるようになります。
クリスタは機能がたくさんありますので、色々と触って機能を楽しんでみてください。
それでは、頑張ってくださいね!
一緒に漫画を描いていきましょう~!
マンガ制作の関連記事
【クリップスタジオで漫画を描く方法】
【マンガ制作の技術】
【「挫折せずに最後まで描く!」ための心構え】
【ルイの体験談】
イラスト・創作をもっと楽しみたいアナタへ!
このブログでは、
- もっとイラストの道を極めたい!
- イラストを使って遊び(動かすなど)たい!
- イラストでいろんな創作をしたい!
といったことを、
初心者さんもわかるようにご紹介しています!
がありますので、
ぜひ、楽しんでいってくださいね♪